調査
現地観測に基づく
汚濁防止膜の抗力係数
付着生物調査
把駐力調査
汚濁防止膜の経過月数による
強度劣化に関する実海域実験

把駐力調査

近年では海洋工事が進歩し海洋の埋め立てに変わって多様な水深でも設置可能で移動性のある大型浮体構造物による海洋空間の創出が考えられています。

このように沖合での工事に際しては、激しい波流れの影響を考えた係留方法を考慮する必要がありますが、アンカーの把駐力に関する知見は少なく、実海域での調査が望まれていました。このようなことから係留アンカーの把駐力について、現地調査を日大の前野教授と下記内容で実施しております。

把駐力調査実験

1.検討内容

  • 把駐力の検証
  • 係留施設別の把駐力の把握
  • 把駐力から見た最適係留法の決定
  • 把駐力などの設計諸量と底質の土壌分析結果の対応

2.測定日:1997年11月22、24日

3.測定場所:舞鶴湾

4.測定項目・条件

  • アンカー形状による違い(コンクリートアンカー、サクションアンカー)
  • アンカー土被り(土被り有無の影響)
  • サクション力の分布(コンクリートアンカー底面、サクションアンカー内部に作用するサクション力の分布)
  • コンクリートアンカー重量:2種類
  • アンカー ワイヤ角度:2種類


調査概要図

調査概要図


使用したアンカーブロック


サクションアンカー

詳細図

詳細図



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